駄話・17年07月分

17`07/15(土) -22:27-

先日、
GCエターナルダークネス ―招かれた13人―」をクリアしました。

光の集まる所、ロイヴァス邸

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簡単な内容説明

独特な雰囲気を持つ、ホラーアクションアドベンチャーゲーム。

アレックスは、唯一の肉親である祖父の悲報を受ける。
その祖父は、自宅の屋敷で頭部のない状態で発見され、
何者かの侵入の痕跡も見付からなかった。
捜査に進展が見られないまま時が過ぎ、
業を煮やしたアレックスは、自ら屋敷内の探索を始める。
それが、2000年にも及ぶ闇と人間との戦いの、
最終決戦になるとも知らずに……

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と言う事で、今回はホラーアクションアドベンチャーゲームです。
アクションアドベンチャー躍進のきっかけとなった、名作「バイオハザード」と同じジャンルです。
パッケージには、
サイコアドベンチャーと表記があり、接的なホラーでありつつも、精神的な要素が強くなっています。
ネット情報ですが、
クトゥルフ神話がモチーフとなっているので、クトゥルフRPGの様に精神が削られて行き狂気に蝕まれる要素が入っています。

基本的には、
バイオと同じ画面固定方式(移動に合わせて多少動くが)のTPSで、しかしGCなのでアナロコントローラーですから、左右で旋回、上で前進、下で後退と言う操作ではなく、フリーランニン
そのお陰で、操作性の良い
バイオと言った風情。
特徴的なのは、先述の
クトゥルフ要素と、次々と操作キャラが変わって行く事と、ルーンを組み合わせて唱えるスペルですね。

まず、
クトゥルフ要素ですが、敵クリーチャーに遭遇すると、精神力=サニティメーターが減ります。
このサニティメーターが低い状態だと、色々な幻覚や幻聴が表れます。
まず、画面が斜めになって行き、笑い声や扉を激しくノックする音などが聞こえて来ます。
最初は、誰か来たのかと思って屋敷の玄関まで確認しに行っちゃいました(^^;

そして、重度になると、スペルを唱えた途端頭や手足がもげたり、急に「この続きは次回作で」とか出て未完で終わったり……
まぁ、幻覚ですから、数秒で元に戻りますが(^Д^;
いきなり終わった時は、「え〜、こんな中途半端で終わり!?」と一瞬信じちゃいましたよw

まぁ、雰囲気の為の演出ですから、戦闘中に重篤な幻覚が襲っては来ない様になっているのかな

スペル唱えたら死ぬ、とかは、探索中にしか遭遇しませんでした。
だから、幻覚の所為で敵に殺される、みたいな理不尽さはありません。

次の特徴は、操作キャラが次々と変わって行く事。
バイオでも、途中サブキャラを操作するシーンはありますが、この作品の場合、主役キャラが複数いて、各キャラが主役のショートシナリオを連続してクリアして行くスタイル。
一応、メインキャラの
アレックスが主人公で、アレックスエターナルダークネスの書と言う本を読む際、その内容を各キャラでプレイする格好です。
その読んだ内容に合わせて、
アレックスも新しいスペルを使える様になったり、重要アイテムの隠し場所が判明したりして、メインステージである屋敷、ロイヴァス邸内の探索が進みます。
ですから、メインの舞台は洋館なんですが、実際には世界各地にある遺跡や教会などが舞台である事の方が多いです。
事件の発端は紀元前で、2000年に渡る闇との抗争を辿るので、年代も幅広い。
剣やボウガンだけのシナリオもあれば、
バイオ系定番のアサルトライフルやC4爆薬が登場するシナリオもあります。

3つ目の特徴は、ルーンを組み合わせて唱えるスペルです。
単に、覚えたスペルを選択して使う、と言う
RPG的なものではなく、選択したルーンを唱える必要があるので、スペル発動に時間が掛かります。
強力なものほど時間も掛かるから、敵との間合いやタイミン
を考慮しなければなりません。
弱で3つ、中で5つ、強で7つルーンを唱える事になるので、場合によっては強より中の攻撃スペルの方が有効と言う事もある訳です。
しかし、強で張られたバリアは強のディスペルじゃないと破れないので、スペルをうまく使いこなす事が攻略の鍵となります。

その他、特徴的なところ以外は定番な感じですが、良く出来ています。
パズルや謎解き、特別な手順でしか倒せない敵など、結構難易度は高くてやり応えがありました。
アクションアドベンチャーが苦手な方には、クリアは難しいかも。
自分は、大好きなジャンルで得意な方でもあるので、この難易度は心地良かったですが。

それから、これは
アクションアドベンチャー全般に言えますが、あくまでも探索が主である為、普通のアクションやFPSみたいに戦闘主体のものと比べると、テンポは悪いです。
ただ、そんなスローテンポは、
ホラーには合っていると思うんですよね。
だから、この作品の雰囲気にも合っていると思います。

とまぁ、基本的には良く出来ていて雰囲気も良く、傑作と言って差し障りはないんですが……ちょっと惜しい。
この作品、最初のシナリオで手にする秘宝の属性によって、復活を目論む邪神が変わるんですよ。
属性は3つあって、3属性全ての邪神を封じて初めて真のエンディン
へと辿り着けます。
つまり、真のエンディン
の為には、3周する必要があるんですが……残念ながら、周回プレイをより楽しく遊ぶ要素がなかったんですよねぇ(-ω-)

いえね、操作キャラが次々と変わって行くし、時代設定もぽんぽん変わる訳だから、全キャラ共通で無限弾リボルバー、って訳には行かないのは解るんですけどね。
せめて、メインキャラである
アレックスのコスチュームチェンジくらいは欲しかったなぁ。
ロイヴァス邸のクローゼットの中に、ナースとかチアガールとかカウガールなんかの衣装が入っていて、「これは祖父の趣味だろうか
」程度のユーモアはあっても良かったよね(^^;

一応、属性が変わる事で敵の倒し方も変わる部分はあって、2周目の
レート・ガーディアン(作中で一番の難敵)戦が1周目と攻略方法が微妙に違い、苦労して倒すまで1時間半掛かったりはしたけど、基本的なパズルや謎解きは共通だから、さすがに3周目は作業感が強くなっちゃって(-ω-)
、コスチュームチェンジ以外のアイデアは思い付かないんだけど、何かしら周回プレイを快適に遊べる要素は入れて欲しかったです。
自分が初期の
バイオ3作品を別格だと評価しているのは、特に周回プレイがとても楽しかったからなんですよ。

てな訳で、基本的には文句なしの出来の
ホラーアクションアドベンチャーですが、それだけに周回要素不足は残念。
充分傑作の域ですが、その分
バイオや「サイレントヒル」、「サイレン」と言った名作群にやや劣るかな
ですが、
ホラーアクションアドベンチャー好きならば、是非プレイしておくべき逸品。
バイオ4以降、この手の作品はビハインドビューのTPSやFPSばかりになってしまい、画面固定方式のアクションアドベンチャーらしいアクションアドベンチャーは見なくなりました。
その意味でも、これだけ出来の良い旧来のスタイルの
アクションアドベンチャーは貴重だと思います。

(ブロ
の方に頂いたコメント())


個人的評価
★★★★☆(4/5)





17`07/01(土) -22:26-

今日は珍しく、政治(
)のお話。
先日スクープされた、
豊田真由子衆院議員の暴言、暴行疑惑です。
どうも、世間の反応が納得行かなくて、自分なりに感じた事を文字にしておこうかと。

まず、今回の事は、議員先生としては迂闊だったと思います。
けれど、人としては同情しか覚えませんでした。
理由は単純で、これ単にこのおっさんに個人的にキレただけだよね、って事です(^^;

第一に、この元秘書の男性は、秘書を辞めた後週刊誌にネタを売った様な人間です。
公開された音声に基づけば、事実その件ではこの男性のミスにより、議員先生自らが出向いて頭を下げる様な事態になっています。
これは憶測に過ぎませんが、多分秘書生活数十年で初めてのミス、って事はありませんよね

もし、そんなミスを、且つ同じ様なミスを、日常的に繰り返していたりしたら、彼に対して鬱憤も溜まるでしょうね。
それから、音声を聞く限りですが、こんなうじうじしたおっさん、知り合いだったらイライラしてしょうがないだろうなぁ、と(あくまで個人の感想です(^Д^;)
つまり、何が言いたいかと言うと、情報提供者って事で情報は出て来ませんが、このおっさんも大概なんじゃねぇの
と言う話です。

第二に、今現在の報道では、このおっさんだけですよね、暴言、暴行を受けた被害者って。
それって、先の様な人物だったとしたら、このおっさんだからキレた、このおっさんだけにキレた、って事なんじゃないのかな、と。
このおっさんに対しての態度だけで、さもこの議員先生は日常的に暴言、暴行を振るっていた様に印象誘導していますが、他の人間に対しては一切そんな事なかったかも知れませんよね。
この後、いや私も、自分もと声が上がって来れば違いますが、現状で元秘書の男性の人間性を無視して
豊田議員の人間性のみを疑う様な論調には、疑問しか感じません。

第三に、一部で頭のおかしいおばさん呼ばわりしているコメントがあったんですが、お前はキレた事がないのか
と(^^;
我慢の限界に達し、ぷっつん行っている人間の言動は、そもそもおかしいもんです。
俺の弟は昔、ゲームで理不尽なゲームオーバーにぷっつんして、
ジョイボールを持って外に出て、壁にジョイボールを何度も何度もぶつけた事がありましたw
自分は物に当たれない性格なもんでそれ級はありませんが、思わずコントローラーから手を放し落下させ、冷静になってからコントローラーに謝ったりはします(^Д^;

特に、キレた相手が論理的に話が通じない場合、どんな風に罵れば、どんな風になじれば、こいつが嫌な思いをするだろう、精神的なダメージを
えられるだろう、と様々な方向性から考えるじゃないですか。
このおっさんにはまともな事を言ってもまるで通じないから、御嬢さんの事を持ち出すくらいしかなかったんじゃないですかね。
ハゲって言っても何も感じていない奴に、何をどう言ったら不快な思いをさせられるか、その行き着いた先が家族の事だっただけじゃないですかね。
実際に、そのお嬢さんにも暴言、暴行が及んでいれば話は別ですが、そうでないならその場の勢い、売り言葉に買い言葉。
その程度の事じゃないですかねぇ。

、こんなおっさんをさっさと解雇しなかった理由は判りませんが、例えば有力な後援者の紹介だったり、有力な後援者とのパイプだったりして、切るに切れなかったのかも知れません。
だから、イライラしつつも使い続けるしかなく、仕事でミスばかりする、うじうじしたひと回りも上の男性に対して、ついついキレてしまった。
それを、うじうじおどおどしたこのおっさんが、自分だけが被害者と思い込んで録音なんぞして、それが世間に出回ってしまったと言う図式は、議員先生としては迂闊です。
でも、いち個人としては理解出来るし、同情するし、人間臭くて別に悪印象は抱きませんね(^^;

とは言え、自分の言っている事も、全て憶測です。
ただ、報道ですらないニュースバラエティの適当な誘導を盲目的に信じて、他人を簡単に罵れるネットの風潮は気持ち悪い。
自分は、一方聞いて沙汰するな、と言う言葉を胸に、軽々に判断しない様に気を付けています。
それでも、人なんて聞きたい事だけを聞き、見たい物だけを見、信じたい事だけを信じる生き物です。
絶対はありません。
せめて、他人の勝手な言い分を鵜呑みにせず、自分の頭で考えて欲しいものです。
そうでないと、仮免政権や宇宙人総理大臣の再来を招きかねませんからね(爆)


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